【Q】お客様から頂いた質問
転勤をすることとなった。それにともない、今住んでいる
自宅を売却した方が良いか、それとも貸した方が良いのか?
【A】専門のファイナンシャルプランナーからのアドバイス
ここで最も重要な点は、そこに【再び住むか住まいないか】ということ。
▽売却する場合
数年以内(2~3年など)に売却する場合は人に貸さず、空き家のまま
売った方が売値は高くなる。
入居者が居る状態で売る(オーナーチェンジ)場合は投資用物件となり、
利回りに合わせて値段を下げないとなかなか買い手が付かない可能性がある。
▽貸す場合
所有し続ける事でかかるランニングコスト(維持費等)より賃料収入が
高ければ、不動産収入として所得を得ることが出来る。
逆にランニングコストの方が高い場合、その分がそのまま赤字と
なってしまうことに注意。
▽賃貸してから売る場合
入居者との契約形態に注意。売る可能性があるならば、期間が来たら
契約が白紙に戻る「定期借家契約」(テイキ・シャッカ・ケイヤク)を
結ぶ必要がある。
ただし、入居者から見て条件が厳しいため、入居者が入りにくい、
賃料を多少下げなければならないという弱点もある。
定期借家契約でなく「普通賃貸借契約」(フツウ・チンタイシャク・ケイヤク)
で貸した場合、相手が居住を希望する限り、契約を更新し続けなくてはならない
のが通例である。
また、定期借家契約時の弱点がない代わりに、任意のタイミングで居住者に退去
してもらうことが出来ないというリスクがある。(←オーナーチェンジの状況)
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