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▼「割引航空券」と「格安航空券」って、なにがどう違うの?


航空券には格安航空券、正規割引航空券、ノーマル航空券がありますが、格安航空券を購入しようと思っている人も多いでしょう。 格安航空券は正規割引航空券と比べて本当に得なのでしょうか? 今回は、格安航空券と正規割引航空券について、みていきます。
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格安航空券のほうが安い?
格安航空券とは、航空会社が旅行会社に対してツアー用に卸した航空券を、旅行会社がバラ売りしているものです。従って旅行会社を通さないと購入することができません。仕入れた航空券に利益を加算して販売しているため、旅行会社によって価格が異なってきます。

一方、正規割引航空券とは、各航空会社が政府認可を受けて独自に料金設定をしている航空券のことです。旅行会社の他、直接航空会社から購入することもできます。
価格について政府の認可を受けているものですので、どこで購入しても同じ値段になります。なお、直接航空会社のHPから購入した場合、さらに数千円安くなります(ウェブ割)。

料金は基本的に「格安航空券<正規割引航空券<ノーマル航空券」です。
従って格安航空券が一番安い場合が多いのですが、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始といった繁忙期には価格が逆転し、正規割引航空券の方が安くなる場合もあります。

格安航空券は元々旅行会社が仕入れた席をバラ売りしているわけですから、その価格は需要と供給に応じて旅行会社が決めています。その結果、ゴールデンウィークやお盆、年末年始など需要が多い時期や人気のある航空会社の航空券はそれほど価格が下がらず、結果として正規割引航空券のほうが安いということが起こるわけです。

正規割引航空券はいわゆる「早割り」で、出発日の「21日前までに購入」「14日前までに購入」「7日前までに購入」など何種類かの券があります。当然早く購入する方がより安くなります。
一方、格安航空券は「早割り」もありますが、残ったものを安く出す「遅割り」もありますので、単純に早いから安いという訳ではありません。

結局ある程度読みによってどちらの航空券を購入するかを決める必要がでてきますので、特に格安航空券の価格については、旅行会社に聞いておおよその金額をつかんだり、ネットで相場を見たりするのが良いでしょう。

キャンセルのときはどちらが有利?
早めに購入する場合に考えなければいけないことは、キャンセルの可能性です。計画が先であればあるほど、その後の予定変更の可能性が増加するわけで、最悪の場合はキャンセルということもあり得るでしょう。
それでは格安航空券と正規割引航空券のキャンセル料はどうなっているのでしょうか。

格安航空券は、旅行会社独自のキャンセル料設定があり、『30日前から20,000円、14日前から30,000円、2日前から前日までは旅行代金の50%』などと決まっています。その場合、例えば150,000円の航空券で2日前であれば75,000円のキャンセル料がかかることになります。
一方正規割引料金の場合『出発前まで一律30,000円』となる場合が多いようです。(ただし、旅行会社経由で購入の場合、航空会社のキャンセル料+旅行会社のキャンセル料がかかります。)
とすると、航空会社からの直接購入を前提にすれば、価格が60,000円を超え且つ直前までキャンセルの可能性が残るような場合、キャンセル料の観点からは、正規割引航空券のほうが有利ということもありそうです。

その他考慮すべき点は?
これまで価格とキャンセル料の観点から見てきましたが、その他考慮すべき点についてみてみたいと思います。

(1)格安航空券は、予約を入れた後、例えば1週間以内に予約金を入れ、その後出発の1ヶ月前までに残額の払い込みをするなど、全額を支払うまでに期間の余裕がある場合が多いようです。
一方、正規割引航空券の場合、ほとんどが予約後72時間以内に決済する必要があります。さらに航空会社のHP経由で正規割引航空券を購入すると即時決済になる場合が多いようです。

(2)マイルについては、正規割引航空券は100%もしくは70%加算されることが多いようですが、格安航空券の場合は50%加算や全く加算されないものもあります。格安航空券購入の場合は、マイルの加算対象航空券か確認したほうが良いでしょう。

(3)格安航空券の場合、ほとんど事前の座席指定はできませんが、正規割引航空券の場合はそれが可能になります。寄り掛りたいので窓側が良い、トイレに立ちやすいので通路側が良いなど、それぞれ好みがあると思います。特に長時間のフライトの場合などは大切な要素かもしれません。

(4)そもそも日系の航空会社(JAL、ANA)の格安航空券はほとんどありません。よく耳にする「エコ割」「悟空」等はあくまでも正規割引航空券です。
従って日系の航空会社が良いという人にとっては選択肢が限られてしまうことになります。また、正規割引航空券は、それぞれ席数が決まっており、例えば出発日の21日以上前であっても「21日前までに購入」の券を確保できるとは限らないので、早め早めの対応が必要です。

最後に
これまで述べてきたように、格安航空券と正規割引航空券では様々な違いがあります。どちらの航空券が安いのか、というのは単純に価格だけでは比較できません。付加価値も考慮した上で、ご自分にあった航空券を賢く購入しましょう。

株式会社 住まいと保険と資産管理
ファイナンシャルプランナー 吉田 美帆


このお役立ち情報で「割引航空券」についての理解が深まりましたか?

※以上は、独立系FP会社 住まいと保険と資産管理に所属するファイナンシャルプランナー
が執筆をして、2008年2月5日にMSNマネーに掲載されたコラムを一部編集したものです。




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