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▼ろうきんの預金商品 「エース預金」 とは、どんなもの?


大企業には都市銀行、地方企業には地方銀行、商店主には信用金庫、農家には農協、そして勤労者には労働金庫。働く人のためのふれ愛バンク〈ろうきん〉は、職域を中心に住宅ローンや財形貯蓄などに強みを持つサラリーマンのための金融機関です。

全国に13の労働金庫がありますが、本日ご紹介するのは、他の金融機関にはみられない労働金庫独自の預金商品「エース預金」です。

               その人がその人らしく生きることを支援する

1.エース預金と財形はそっくり兄弟
労働金庫の象徴、財形貯蓄。その取扱件数は業態別シェアの約3割で全金融機関中トップです。財形のろうきんの面目躍如ですが、すべての企業が財形制度を導入しているわけではありません。そこで、財形未導入企業従業員のために開発されたのが「エース預金」です。利子非課税の特典こそありませんが、一般財形類似のエンドレス型、財形年金類似型の年金受取型があり、仕組みはほとんど同じです。

2.財形ではできない、エース預金ならではの裏技
財形をまねて生まれたエース預金ですが、財形にはないエース預金だけの機能があります。それは、「一括預入」。財形貯蓄は勤労者財産形成促進法に基づき様々な要件が定められています。例えば、積み立ては給与からの天引きに限られ、余裕資金等の随時預入はできません。しかし、財形法の制約を受けないエース預金ならば可能です。もっと言うと定期的な積立をしなくても、退職金等のまとまったお金を一度に預入し、3ヶ月間の据置期間を経て年金形式で受け取ることも可能なのです。
裏技的方法ですが、これをうまく活用すれば、自分だけの個人年金を組み立てることができます。

3.入口と出口を分けて
エース預金は3年満期の定期預金で運用されます。現時点の運用利回りはお世辞にも高いとはいえません。
総務省統計局「平成17年家計調査」によると、高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上)のみの無職世帯の場合、月々の平均実収入は232,584円、実支出は268,349円。その差額は35,765円。その不足分をカバーするために、投資性金融商品による資産運用にチャレンジするのは自然な流れと言えましょう。
銀行や郵便局の窓口でも販売されるようになった変額個人年金保険なら、資産運用と年金受け取りの両方を行うことができます。しかし、よりアクティブに投資対象や配分を決定したいという場合等は、投資信託の組み合わせによる長期分散投資を行う選択肢もあります。ただこの場合、年金形式での受け取りできません。

4.お金の出口としてエース預金を活用
そこでエース預金(年金受取型)の出番。運用の成果をエース預金に一括預入すれば、3ヶ月の据置期間経過後は、3年以上20年以内の範囲で、受取間隔は1ヶ月から1年までの間で、年金形式での受け取りができるようになります。
運用するお金と、生活のために使うお金を明確に区分できますし、その都度支払いの伝票を書いたりしなくて済むので面倒くさがり屋さんにも喜ばれそうです。

また、各地の労金ごとに設定されている「ご当地エース預金」もあり特別預金としてネーミングされています。それぞれ条件が違いますので、各労金のホームページなどで確認してみてください。

金庫名 ネーミング 上乗せ金利 その他
北海道労金 ゆとり待夢 +0.1〜0.2% 100万円以上
中央労金 ゆとりすと300 +0.1% 300万円以上
東海労金 スローライフ +0.2% 55歳以上の方が対象
近畿労金 ゆうゆう年金50 +0.2〜0.4% いきいき倶楽部会員
(年金指定など)
四国労金 ライフサポート +0.29〜0.5% +0.4%以上は投信同時購入の場合

5.投資性資金から日常生活資金への橋渡し
先ほども書いたとおりエース預金は利殖性の高い商品ではありません。
資産運用において資金配分を考えるとき、日常生活に充てるためのお金、将来使い道が決まっているお金、余裕資金の3つに分類し、それぞれに適した金融商品で運用するのがよいとされます。

老後生活設計を考える場合、何に使う資金であるかよりも、いつ使う資金であるかの方が重要かもしれません。

一例として、(1)当面3〜5年間に使うお金を日常生活資金として預貯金中心の安全運用、(2)その後10年以内に使うお金は安全性と利殖性のバランスに配慮した運用、(3)10年以上先に使うお金はやや積極性を高めた運用、というような配分が考えられます。時間の経過とともに、(3)→(2)→(1)と資金の性格が変化するわけですが、エース預金(年金型)は(2)→(1)への資金シフトの際に活用できます。

キャンペーン金利をうまく活用すれば、普通預金や定期預金に入れておくよりも多少は有利な運用も可能です。みなさんも、お近くの労働金庫を探してエース預金のキャンペーン情報がないか調べてみてはいかがでしょうか。

株式会社 住まいと保険と資産管理
ファイナンシャルプランナー 山川正人



このお役立ち情報で「ろうきん 預金」についての理解が深まりましたか?

※以上は、独立系FP会社 住まいと保険と資産管理に所属するファイナンシャルプランナー
が執筆をして、2008年3月4日にMSNマネーに掲載されたコラムを一部編集したものです。




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