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▼「ネット生命保険」のメリットと注意点とは?


2008年には、インターネット専業の生命保険会社が誕生し、利用者の保険商品の選択の幅が広がりました。様々なことがネット上で済む時代ですから、ネット生命保険の誕生も当然と言えば当然でしょう。

一般的にインターネット生保は保険料が安いと言われています。その他にもネット商品ならではのお得な点や注意点がありそうです。 ということで、今回はネット生保と通常の生保の違い等についてみていきたいと思います。



通常の生保と何が違うの?
ネット生保では、被保険者が死亡したときなどに保険金が支払われる「定期保険」と被保険者が入院したときなどに給付金が支給される「医療保険」の取り扱いが中心で、通常の生保に比べて特約が少ないシンプルな商品が主流となっています。
これは、営業員による対面販売を行わず、基本的にすべての手続きをネット上で終了させる、というネット生保の基本的な性格から来ています。

さらに一般的には保険料が安いと言われています。その理由としては、営業員がいないため人件費を削減できること、店舗がないため維持費がかからないこと、パンフレットや契約のしおり、約款などが電子化されていることでコスト削減が可能となることなどがあげられます。
また、保険をシンプルにすることでも、当然保険料は安くなります。

通常の生保に比べて何がいいの?
前述の通り、保険料が安いというのは確かでしょう。その理由も納得できるものです。
また手続きがネット上で済んでしまうというのも効率的といえば効率的です。
さらに、保険の内容が自分自身できちんと把握できるという点もメリットと言えるかもしれません。

ネット生保はいいことずくめ?
当然、ネット生保にもデメリットとまでは言えないにしても、注意しなければいけない点はいくつかあります。

ひとつは、自分できちんと理解しなければいけない、ということです。自分できちんと理解することはメリットでもありますが、それなりの努力も必要です。
ネット生保のホームページを実際に見てみるとかなり丁寧な説明がされていますが、それでもきちんと理解するためには、勉強する必要があるように感じます。
例えば、専門用語の意味も知らなければなりませんし、ライフステージ毎にどのようなリスクがあるのかを知ることも重要です。そういうことについては、人から説明を受けたほうが分かり易い、あるいは誰かに聞いてみたい、と感じる方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

さらに、生命保険は一度加入したら完了という訳ではありません。加入した後も、メンテナンスや事後フォローが必要になります。ネット生保の場合、そのメンテやフォローもすべて自分で行わなければならない、ということになります。
単純なことで言えば、メールアドレスの変更や転勤等に伴う住所変更の手続きが必要となる場合もあるでしょう。その後のライフステージにおいて、結婚や子どもが出来たことを機に受取人や保障額の変更を考える必要も出てくるかもしれません。
そういった場面場面のすべてにおいて、自分一人できちんと手続きができるという自信のある人は良いのでしょうが、家族が出来たり会社での責任が重くなったりして、何事においても忙しくなっていく中で、やはり営業員がいてくれたら楽なのに、と思う場合もあるかもしれません。

最後に、実際に保険金を請求する段階を考えれば受取人が請求するわけですから、例えば死亡保険金など本人以外が受取人の場合、その受取人も保険契約の内容について理解しておくことが必要になります。
また、ネット生保で保険に加入していることを受取人が知らない可能性もあるので、どこのどういう内容の保険に加入しており、請求の際はどのような手続きをとれば良いのかを、受取人にきちんと伝えておきましょう。

結局、普通の生保とインターネット生保はどちらがお得?
これまで述べてきたとおり、ネット生保が安いかどうか、又はお得かどうかというのは、単純に保険料だけでは比較できません。
やたら世話好きで気の利いた営業員やパソコン片手に筋道の通った説明をしてくれる営業員に対してどれだけの費用(保険料)をかけてよいか、結果としてどれだけのメリットがあるか、を良く考える必要があります。
さらにご自身だけでなく、受取人の意向も考慮したほうが良いと思われます。

選択肢が増えたことは事実ですから、表には表れない部分の付加価値もよく考えた上で、ご自分にあった保険に賢く加入しましょう。

株式会社 住まいと保険と資産管理
ファイナンシャルプランナー 吉田 美帆


このお役立ち情報で「ネット生命保険」についての理解が深まりましたか?

※以上は、独立系FP会社 住まいと保険と資産管理に所属するファイナンシャルプランナー
が執筆をして、2008年8月25日にMSNマネーに掲載されたコラムを一部編集したものです。




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