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マラソンに学ぶ、資産運用7つのポイント


来年2月に開催される「東京マラソン2011」の参加申込みが81日にスタート。そして、初日で定員(32000人)を超えるエントリーがあったそうです。大人気ですね!
 私自身は、今年2月に「東京マラソン2010」で人生3回目のフルマラソンに挑戦した、初級レベルのランニング愛好家ですが、本業は様々なお客様の資産管理の相談を10年以上に渡って受けている独立系のファイナンシャルプランナーです。そこで本日は、これまでに私自身が学んだ「マラソンで意識すべき、7つのポイント」と、それらのポイントを個人の資産運用に役立てる方法をお伝えしていきます。

【第1のポイント】走る目的

まず大切なことは、目的。マラソンの場合、その目的は2つに分かれます。1つは、純粋な楽しみや健康維持のため。1つは、目標をクリアする達成感を得たり、自分の限界に挑戦したりするため。私の場合は両者が半々くらいですが、いずれにしても目的を意識したほうが走る意欲は高まります。

資産運用でも、目的を明確にすることは極めて大事です。こちらも目的は2つに分かれますが、1つは純粋な楽しみや勉強のため。1つは、自分のライフプラン実現のために必要な資産管理の一環として。目的が前者ならどんなに失敗しても構いませんが、後者の目的(例えば、65才までに安心してリタイアできるだけの資産を準備する)がある場合には計画的かつ慎重に行う必要があります。

【第2のポイント】レースの距離

 意識すべき2つめは、距離。各地で開催されている市民マラソン大会は、42.195キロだけではなく、ハーフマラソン、10キロなど、様々な距離のレースが行われています。そして、距離に応じて走り方は変わります。私は、埼玉県の幸手市で毎年4月に開催される「さくらマラソン」に3年連続で参加していますが、このレースは1マイル(約16キロ)なので最初からフルスピードで飛ばしても大失速する前にゴールできます。一方、フルマラソンでは飛ばした場合の反動が大きいので、6割くらいの力で走るように心掛けています。

 資産運用では、「運用期間」がゴールまでの距離にあたります。その資金は、将来に渡って使う予定が全くないのか、5年以内の住宅購入の頭金に入れたいのか、10年後に子供の大学進学時に使いたいのか、20年以上後に仕事を完全に辞めてから取り崩していくのか。ゴールまでの距離(運用可能な期間)を把握して、それに対応した走り方(資産の管理・運用)を心掛けることが大切です。

【第3のポイント】レースの制限タイム

 通常、マラソンの大会には交通規制の関係で、制限時間が設定されています。私が完走した3つのフルマラソンのうち、ホノルルマラソンは制限時間なしでしたが、東京マラソンは7時間、つくばマラソンは6時間の制限がありました。これを切らないと完走の扱いにならないので、必ず意識すべきポイントです。

 資産運用の場合、「最低限、必要と思われるリターン」が制限タイムにあたります。多くの人にとって、目標とするリターンの心理的な最低ラインは0%(元本割れしないこと)ですが、ライフプラン実現を目的とした資産管理における最低ラインは様々です。10年後に子供の大学教育資金の一部に充てる資金の運用が、最低ラインとして年率−1%(10年で−10%でも、元本の9割は残る)でも大丈夫と思う人もいるでしょう。また、60代の半ばから取り崩し始める老後資金を準備する運用について、最低でも物価上昇率(先進国の場合、年2%〜)を上回るリターンは欲しいと考えるのも自然でしょう。このように、制限タイム(必要なリターンの最低ライン)は意識しておきたいものです。

【第4のポイント】レース当日までの準備

マラソンにおいて、結果(当日のタイム)の8割は、大きな戦略としての「レース当日までの準備」で決まります。具体的には「月間走行距離」(1ヶ月で走る合計距離)と「当日のタイム」の間には高い相関性があります。例えば、フルマラソンで4時間を切るには月間200キロ走ることが望ましいと言われていますが、私が昨年の秋に自己ベスト4時間22分を出した、つくばマラソン直前の月間走行距離は150キロ程度でした。

 資産運用の場合、結果を決定する要因の8割は「資産クラスの配分」といわれています。資産クラスというのは、国内債券・国内株式・外国債券・外国株式など、同様の動きをする資産をカテゴリー分けしたものです。例えば、今から10年間運用できる資産を、国内債券100%で運用したら、リスクは低めですが、期待できるリターンは年1%台あれば良い方です。一方、外国株式100%で運用したら年510%のリターンは期待できるでしょうが、リスクも非常に高くなります。目標とするリターンを実現するためには、大きな戦略として「資産クラスの配分」を最初に考える、という事前の準備が必要です。

【第5のポイント】レース当日の天気と体調

今年の2月末に私が東京マラソンを走った際、体調は良かったものの、天気は最悪でした。都庁前のスタート地点では、気温4℃、凍るような雨が降っていたので「途中で歩いたら、身体が冷えてリタイアするかも…」と思い、無理のない(遅めの)スピードで走り続ける方針にしました。その結果、途中で一度も歩くことなくゴールに辿り着く感動を得られましたので、当日の天気や体調に合わせた調整は必要だと感じました。

 資産運用の場合、天気と体調にあたるのは「マーケットの環境」と「自己の心理状態」です。世界の株式のマーケットは10年間あれば2回くらい山と谷を経験する、つまり景気の変動に合わせて「春夏秋冬」を繰り返すものですので、「冬」の前後では株式の割合を多めにして、「夏」の前後では株式の割合を少なめに調整するのが合理的です。一方、人間の心理状態は、マーケットが「冬」の時期には買うことに弱気になりやすく、「夏」の時期には強気になりやすい傾向があります。このような一般的な傾向を理解して、当日の天気や体調(マーケットの環境・自己の心理状態)に合わせた走り方をしたいものです。

【第6のポイント】レース開始後のペース配分や給水

フルマラソンでは、最初から飛ばし過ぎるとエネルギーを消耗して大失速する一方、遅すぎても長時間苦しく走ることになるので、自分に合ったペースで走ることが大切です。また、脱水症状で失速しないよう、こまめな給水も大切なスキルの1つです。

 資産運用の場合でも、ペース配分は重要です。高いリターンを目指しすぎるとリスクを取りすぎて大失速につながりやすい一方、全くリスクを取らなければリターンもほとんど出ず前に進みません。そして、資産運用のスタート後は、マラソンで給水をするように、定期的な「リバランス」(資産配分の調整)を行うことも大切です。

【第7のポイント】ゴールに到達するために最も大切なこと

 最後に、ゴールに到達するために最も大切なことをお伝えします。完走するための最重要ポイントは「故障しないこと」です。マラソンでは、途中でスローダウンしたり、歩いたりしても、故障さえしなければ9割がたゴールに到達します。よって、特定の部分に負荷を掛けすぎないフォームで、無理せず淡々と走り続けることが大切です。

 資産運用においても、最も大切なのは「運用全体が継続できること」です。例えば、上場企業A社の株式と社債に、あなたの運用資産の8割を投資したら? もしA社が破綻すると、運用全体の継続が困難になってしまいます。このシナリオを避けるには「銘柄の分散」を意識して行い、たとえ運用対象の1社や2社が破綻しても資産全体への影響が軽微(例えば1〜2%など)で済むようにしておくことが重要です。

純粋な楽しみや勉強のための運用は「銘柄の分散」にこだわる必要はありません。でも、あなたが自分のライフプラン実現のために必要な資産管理を行う場合は、まずは「故障しないこと」を意識して、投資信託などの《少額でも多くの銘柄に分散できる仕組み》を上手に活用することも大切です。

他の人より遅くてもOKです。目的、距離、制限時間、準備、天気と体調、ペース配分などを意識して、故障することなく、あなたのゴールに一歩ずつ向かってください。

株式会社 住まいと保険と資産管理

ファイナンシャルプランナー CFP 白鳥 光良




このお役立ち情報で「 マラソンと資産運用」についての理解が深まりましたか?

※以上は、独立系FP会社 住まいと保険と資産管理に所属するファイナンシャルプランナー
が執筆をして、2010年8月17日にMSNマネーに掲載されたコラムを一部編集したものです。




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