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5. 65歳までに○○○○万円を実現する具体的なプラン



目標リターンを決めたところで、そのリターンを実現させるためには分散投資は投資のキホン?
どのような商品で運用すればいいか各資産の期待リターンを見ていきましょう。
期待リターンとは、過去の平均から予想する今後のリターンのことを言います。

【各資産の期待リターン】  〜2007年現在〜
現金・預金 0〜1%
日本債券 1〜2%
世界債券 4〜5%(日本・世界債券の解説
日本株式 8%前後
世界株式 8%前後(日本・世界株式の解説
オルタナティブ資産 4〜10%(その種類によって大きく異なる)(オルタナティブ資産の解説

▼これらを組み合わせて、目標リターン実現を目指しましょう。
基本的に、リターンが高い商品ほどリスクも高くなりますが、様々な「分散」を行うことによって(期待リターンを大きく下げることなく)リスクを軽減することができます。分散投資の基本は、「リスク軽減のための5つの方法」を読んで勉強しましょう。

【Aさんの場合】
Aさんの現在の収入水準では、高い金額の積み立てをすることが困難なので、
月4万円を積み立てて年6〜7%の運用利回りを目指すことに決めました。
Aさんは国内株式50%、世界株式50%に投資しました。
どちらも期待リターン8%なので目指す運用利回りを上回っています。
(このようにリスクを減らしながら、自分にあった目標利回りの資産形成・資産運用の実行をご希望の方は、
資産運用のプロがサポートする資産運用サポートパックの利用をおすすめします。)

▼株式だけに投資して、リスクは高くないのか?
この話を聞いたあなたは、「株式だけに投資をしてリスクが高くないのか?」と思うでしょう。
しかし、20〜40年後の老後資金を準備するための積み立て投資であれば、
債券などを組み入れずに株式だけで運用しても問題はないと私は考えます。

なぜなら、株式だけの運用でもリスク軽減のための5つの方法のうち
銘柄の分散」「地域の分散」「投資期間の分散」「投資タイミングの分散」の
4つを実行できるからです。

このことにより、残り1つの「資産クラスの分散」を行わなくても十分にリスクは軽減されており、
20〜40年後における元本割れの確率は限りなくゼロに近くなるといえます。
また物価上昇率を差し引いた中長期のリターンと価格変動を分析すると、
株式よりも債券の方がリスクが高いという結論に至るケースもあります。

このように考えていくと、長期にわたって行う積み立て投資のポートフォリオに
リターンの低い債券を組み入れる理由は見当たりません。

このような感じで自分の年金について考え、自分の現状を知り、
対策を立てることで明るいセカンドライフが見えてくると思います。

(自分で年金を計算し、自分でライフプランをたて、自分で資産形成・資産運用を行うことは、かなりの労力が必要です。
ライフプラン、資産設計、保険見直しなどプロのFPが行う複数のサービスを利用する場合は、年間顧問サポートの利用をおすすめします。)

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