将来もらえる年金の中で、最初に考えるべきものは、公的年金(コウテキネンキン)です。
        公的年金には、基礎年金(キソネンキン)と厚生年金(コウセイネンキン)の2つがあります
        2つの公的年金から毎年いくらもらえそうか、シミュレーションしてみましょう!
      ●国民年金(老齢キソ年金)は、65才から死ぬまで、毎年いくらもらえる?
        【超かんたん計算術!】
        65才から毎年もらえるキソ年金額の概算 = 2万円 × 国民年金加入年数※
        
        
        ※最高40年。一般的なサラリーマンとして勤務していた年数もここに含まれます。
        
      
      ●厚生年金(老齢コウセイ年金)は、65才から死ぬまで、毎年いくらもらえる?
        【超かんたん計算術!】
        65才から毎年もらえるコウセイ年金額の概算 = 会社員の生涯賃金※ × 0.55%
        
        
        
        ※「平均年収(予想)×サラリーマンとして勤務する年数」で概算を求めます。
      
      
      
      具体的に、Aさん夫婦を例にして考えてみましょう。
      【Aさんの基本情報】
          
        現在、Aさんはサラリーマンで、奥さんは専業主婦。
        現在35歳で、年収は450万円、生涯の平均賃金500万円とします。
      ▼Aさんが65才から毎年もらえる公的年金はいくら?
        国民年金: 40年 × 2万円 = 80万円
        厚生年金: 40年 × 500万円 × 0.55% = 110万円
      ▼Aさんの奥さんが65才から毎年もらえる公的年金はいくら?
        国民年金: 40年 × 2万円 =80万円
      ▼夫婦2人の合計はいくら?
        夫婦2人分を合計すると、80万円+110万円+80万円=270万円/年 となります。
      ▼Aさん夫婦は公的年金だけで、ゆとりある生活ができるのでしょうか?
        「本当に足りるの?」という不安があるかたは、次のページで検証してみましょう。