
【FPのための「コーチング」ミニ講座】
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突然ですが、みなさんは「コーチング」という言葉を聞いたことが
ありますか?
最近雑誌の見出しなどで見かけることも多くなったこの言葉。
よく耳にはするけど一体なに??と思う方も多いかと思います。
「コーチング」とは、
さまざまなコミュニケーション・スキルを使って、
相手の持っている能力を最大限に引き出し、
ゴール達成に向けた行動が自発的に発生するのを
サポートするものです。
「コーチ」というとスポーツを教える人というイメージがありますね。
日本のスポーツ・コーチは大半が「ティーチャー(教える人)」です。
「コーチング」でいう「コーチ」は何かを教える存在ではありません。
では、なにをしてくれるのか?
「コーチ」はもともと馬車を意味します。

英国では今でも長距離バスのことを「コーチ」といいます
馬車は乗客の意志に従って御者が送り届けます。
コーチング・セッションにおいて、クライアントは乗客。
コーチは御者として、クライアントを望みの場所に送り届けます。
ただし実際の乗客と違う点が1つだけあります。
それはクライアント自身が行動を起こすこと。
コーチは行動を起こすサポートをしますが、実際の行動は
クライアント自身が起こすものなのです。
ではコーチングはなぜ機能するのか?
実はコーチングの数々のスキルは発明されたものではありません。
部下のモチベーションアップに実績を挙げている人など、
多くの成功者から効果があるスキルを集めて体系化したものです。
机上で考えられたものではなく、実際に機能するスキルだけを集めた
ものがコーチングということができるでしょう。
FPのみなさんがコーチングを利用する方法はいくつかあります。
例えば
・FP試験に合格したい
→コーチングは明確な目的を持つ人にとって強力なツールです。
実際のコーチング・セッションでは、モチベーションを上げる、
勉強方法を具体的にするなどの目的をもって
以下のような質問をします。
「FP試験の合格は、あなたの長期的な目標にとって
どんな意味がありますか?」
「試験日までにあと何%正解率を上げますか?
それは1週間あたり何問になりますか?」
「次のセッションまでに、今お話された勉強の計画は
必ず実行しますか?100%実行できますか?」
・FPとして独立して成功したい
→漠然とした夢を、実現に向けて具体的にしていきます。
FPとして独立したいという手段は1つでも、目的は千差万別。
本来の目的に沿った独立ができるようサポートします。
「独立FPでなければできないと思うことは何ですか?」
「独立後の主な収入の流れを3つ挙げるとすると、何ですか?」
「あなたにとって成功したFPにつける形容詞を3つ挙げてください」
・お客さまとのコミュニケーションをよくしたい
→コーチング・スキルを知るとコミュニケーションが容易になります。
コーチをつけると、自分だけではなかなか気付かない
思考のパターンや口ぐせに気付くことができ、お客様との
コミュニケーションに応用することができます。
コーチはクライアントの鏡、と言われます。
コーチをつけコーチングを受けている間に、
コーチング・スキルが身についていくことも事実です。
「今まで一番成功した初回面談のことをきかせてください」
「初対面のお客様に安心感を与えるために何ができますか?」
「あなたはこのセッションの中で”しかたなく”と3回言いました」
(財)生涯学習開発財団・認定コーチの資格をもち、
2級ファイナンシャル・プランニング技能士でもある
ファイナンシャル・コーチによる
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