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自分の将来は、自分で守れ!



近い将来の消費税増税、それに加え、年金の支給年齢の引き上げにまで言及されはじめた昨今。大きな借金を抱えた日本の財政を考えると、これらは将来さけては通れない道かもしれません。国も会社も、もうあなたを守ってはくれません。お金のこと、資産運用のこと、これからは、知らない、わからないでは済まされません。今年こそ、その第一歩を踏み出してみませんか。

・ライフプランを考えたことがありますか?

 お金は急には増えません。しかし、急に増やす必要もないのです。自分のライフプランの中で、お金がいつ必要となるのか、いくらくらい必要となるのかを把握すること、これが一番大切なことです。たとえば、住宅購入や子供の教育、何年後にいくらくらいお金がかかるか知っていますか?そして、誰にでも必ず訪れるセカンドライフにかかる資金は?お金はそれぞれの目的に向かって、徐々に増やしていければ良いのです。

・資産運用をやっていますか?

 ここに言う資産運用とは、元本確保の預貯金だけではない、リスク資産を含む投資型の資産運用のことです。投資とか資産運用というと、日本人はすぐ、「株を買って儲けること。」とイメージしがちです。ネットトレードで株を短期売買し、値上がり益を狙う。これは、投資ではありません、投機(・・)です。投機となると、素人はたいてい損します。場合によっては、大損ます。これでは、ライフプランの実現に、何の足しにもなりません。やらなければいけないのは、本当の資産運用、投資(・・)です。

・本当の資産運用とは?

 それでは、ライフプランにとって有効な投資とは何か?それはずばり、分散投資です。これ、言葉としては、最近かなり有名になってきました。ただ、一般方々が実際に行っているかと言うと、まだまだほんの一部の限られた人だけと言わざるを得ません。まとまったお金が必要となるライフステージに向け、分散投資で長期運用する。これが、資産運用の王道です。

・4つの分散投資を知っていますか?

 分散投資と言うと、「あぁ、資産を株や債券や不動産に分けて持つことだな。」と思う読者の方もたくさんいると思われます。しかし、分散投資の分散は、それだけではありません。先の例は資産クラスの分散で、分散投資の一つにすぎません。分散は、これだけでは不十分です。この他にも、銘柄の分散、地域の分散、買付タイミングの分散と、3つあります。そして、これら4つの分散をすべてミックスして、始めて効果的なリスク軽減効果が生まれます。

・銘柄分散・地域分散とは?
 株式の一つの銘柄だけでは、価格変動リスクが大きくなりすぎます。経営者のちょっとした不祥事で、株価が大きく下がったり、場合によっては倒産してしまうこともあります。銘柄を複数持ち、そのリスクを軽減させます。地域分散とは、日本だけの資産ではなく、アメリカやヨーロッパ、新興国の資産も持つということです。こうすると、投資したそれぞれの国の通貨を持つことになり(為替ヘッジなしが原則)、為替リスクが軽減されます。

・買付タイミングの分散とは?

 一番安いところを狙って一時に買いを入れても、それが結局、高値つかみになることがよくあります。マーケットの動きは誰にもわかりません。いくら専門家が研究、分析しても、将来のマーケットの動きを正確に予測することは不可能です。買付タイミングの分散は、この予測不能なマーケットで、可能な限りリスクを減らして買付をする唯一の方法と言ってよいでしょう。具体的には、月々決まった額を、決まった日に機械的に買い付ける。そう、積立の手法です。積立でリスク資産を買い付けます。そうすると、価格が高い時には少ない数量を買い、価格が安い時には多くの数量を買う。このことが長期的に繰り返されると、結果的に買付平均単価が下がります。これを専門用語で、ドルコスト平均法と言います。買付の分散と言っても、一度買って、安くなったらまた買う。ナンピン買いのことではありませんので、くれぐれもご誤解のないように。

・今すぐ資産運用をスタート!

 こんなにいろいろな分散があって、いろいろな資産を買わなければならないとなると、分散投資には相当のお金がかかるのではと思われる方もおられるかもしれません。でも、それは違います。分散投資は1万円(ネット証券では千円)からできるのです。投資用の資産は、今、多種多様なものがあります。しかし、1万円という少額からこの4つの分散投資ができるのは、投資信託だけです。まずは、積立投信から始めましょう。そうすると、毎月決まった額で決まった日に、指定の投資信託が買付されます。これを始めると、資産運用に対するアンテナが徐々に鋭くなっていきます。これがとても大事なことです。スタートしないことには、この運用アンテナができません。

・どんな投資信託が良いのか?

 資産、銘柄、地域、3つの分散をカバーできるバランス型投信が初心者には基本です。少しチャレンジが可能であれば、日経平均や東証株価指数(TOPIX)に連動し、わかりやすく手数料も安い、インデックス型株式投信も良いかもしれません。これは、日本株式という資産に限定されますが、究極の銘柄分散となっています。これを最初の一歩として、海外株式投信を組み合わせれば、地域分散ができます。日本と海外の債券投信を組み合わせれば、資産クラスの分散ができます。積立投信にすれば、自ずと買付タイミングの分散もできます。最低額で良いのです。無理のないところから始めてみましょう。株式と外貨が多くなればなるほど、価格の変動の幅(リスク)が大きくなるので注意してください。

・時間を味方に!

 目標とするライフステージまで、あと何年ありますか?10年以上あれば、長期運用が可能です。10年あれば、途中で経済状況に異変があっても、挽回することが可能です。利息も複利で効率よく増えていきます。10年が、長期運用の一つの目安です。だから、運用資産の短期的な増減に、一喜一憂する必要はありません。ただ、景気の大きな流れ(トレンド)に従い、運用資産を適宜見直すこと。それで、時間が味方となり、リスクを軽減して運用資産を徐々に増やしてくれます。

・自分の将来は、自分で守れ!

 10年近くFP実務をやって来て、日本人はまだまだ本当の資産運用ができていないと痛感しています。資産運用にまったく関心がない人。資産運用の大切さは薄々わかってきたが、リスクが怖くてなかなか一歩が踏み出せない人。一獲千金狙いで、リスクの取りすぎの人。これらが日本人の大多数です。しかし、これではこれからの厳しい世の中、自身の描いたライフプランを実現することは不可能です。スタートラインは、皆、一緒です。まずは、資産運用をスタートして、運用アンテナを早く立てましょう。そうすれば、自分の夢に一歩近づくことができます。繰り返しますが、国や会社は、もうあなたを守ってはくれません。自分自身の将来を守れるのは、自分だけです。

                  株式会社 住まいと保険と資産管理

               ファイナンシャルプランナー 加藤寿男





このお役立ち情報で「自分のための資産運用」についての理解が深まりましたか?

※以上は、独立系FP会社 住まいと保険と資産管理に所属するファイナンシャルプランナーが
執筆をして、2011年2月17日にMSNマネーに掲載されたコラムを一部編集したものです。




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